女性の一人暮らしの敵!!「クモ」退治の方法って?

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女性の一人暮らしの敵!!「クモ」退治の方法って?

新生活がスタートし、はじめて一人暮らしをするという女性も多いでしょう。
新天地での新たなスタートってワクワクして、心躍りますよね。

でも…女性の一人暮らしは気を付けるべきことがたくさん。中でも一人暮らしの自宅にしばしば侵入してくる「クモ」には要注意。クモは進出気没なので、ゴキブリよりも高確率で遭遇する可能性が…!

そこで今回は、クモを退治する方法についてご紹介していきます。

なぜクモは家の中に出てしまうの?

そもそも、「どうしてクモが家の中にたくさん出てしまうのか」、疑問に思う方は多いでしょう。

クモも人間と同じように生きているため、もちろん生きていくために餌を求めて活動します。つまり、家でのクモの発生は”そこにクモの餌がある”ということです。

クモは餌がある場所に巣を作り、生活をします。たとえば、家の周辺の草むら、雑木林、畑、材木などが代表的です。こうした場所は、クモの餌となる虫が発生しやすく、クモがでやすいといえます。

また、こうしたクモの住みやすい環境がそろっていなくても、クモがでる可能性があります。窓やドアを開けたままにしていたり、窓やドアに隙間がある、また家の中にクモの餌となるゴキブリ、アリ、ハエなどが発生していたりすると、クモを家の中に侵入させてしまいます。

家にでやすいクモの種類

世界には約4000種類ものクモが生息しているといわれるほど、その種類はさまざま。それぞれのクモが持つ特徴は異なり、中には毒を持ったクモがいるのも事実です。

「生活には十分気をつけなくては…」と思っている女性もいるかもしれませんが、すべてのクモに毒があるわけではありません。また、日本で家の周りに出やすいクモは限られます。

ハエトリグモ

海外では「ジャンピングスパイダー」という異名をもつクモです。視覚が非常に発達しているのが特徴で、目をいくつも持っています。

ハエトリグモは日本だけでも100種類以上いるといわれ、その姿や色、特徴はそれぞれ違います。その名の通り、ハエ類を含む小型の虫を餌としており、自分が移動することで獲物を探す肉食タイプです。

ジョロウグモ

夏から秋にかけたシーズンに、家の軒下や木の間に巣を張るクモです。メスは15ミリ~30ミリ、オスは7ミリ~15ミリほどの大きさで、カラフルな模様が特徴です。

暖かい地域を中心に生息し、沖縄など南の地域にいくほどより大きなオオジョウロウグモが生息しています。

ジョウロウグモは毒を持ったクモで、種類によっては噛まれると激痛を感じ、最悪の場合アナフィラキーショックに陥ることもあるため注意が必要です。

アシダカグモ

足が長く、全長10センチ~13センチほどのクモです。家に出るクモとしては大型のタイプであるため、苦手だという声が多く聞かれます。

ゴキブリを主食とし、日中は戸袋や天井裏、壁、家具の隙間などに隠れて、夜間に活動的になるのが特徴です。

迫力のある見た目にアシダカグモをすぐに駆除しようとする方もいますが、それよりも主食であるゴキブリのほうを退治したほうが賢明であるケースもあるため慎重に対処する必要があるといえます。

ヒラタグモ

ヒラタグモは腹部の模様が特徴的な、体長9~10ミリほどの小柄なクモです。頭胸部と脚は赤褐色、腹部は黒い地色に腹部の周囲に沿って白い模様があります。

模様が特徴的なので、クモの種類としては見分けやすいタイプです。家の外壁などの角の凹んだ部分に巣をつくって棲みつき、そこから離れて出歩くことはあまりありません。

イエユウレイグモ

イエユウレイグモの最大の特徴は、体に比べて極端に足が長いこと。体長は7~10mm程度ですが、足まで入れると全長50~60mmほどの大きさになります。

イエユウレイグモは1年中見られるクモですが、臆病で薄暗い場所を好みます。そのため、家の天井や壁の隅などに巣を張って暮らします。人には無害で動くスピードも遅いため、駆除しやすいクモです。

クモが家の中にでてしまった時の対処法

どんなに掃除をこまめにしていても、クモが家にでてしまうことはあるでしょう。女性の場合は虫が苦手という人も多いため、対処に悩んだことがある方もいるはず。

クモの発生にお困りの時は、ぜひ次のような対処法を試してみてください!

柑橘系の香りを使う

クモは柑橘系の香りを嫌うといわれています。例えば、ミカンやグレープフルーツの皮をしぼった汁でスプレーを作ったり、アロマオイルで対策をしたりすると効果的でしょう。

中でもとくにクモ退治に効果が高いといわれるのが、レモングラスシダーウッドです。アロマやスプレーにすることで、クモが出たときはもちろん、クモの出現予防としても役立ちます。

コーヒー豆を置く

クモ対策にはコーヒー豆が良いといわれています。これは、クモはコーヒーが苦手であるという研究結果に基づいたものです。

クモにコーヒーを1滴飲ませるという研究をしたところ、でたらめな巣を作ったそう。コーヒーのカフェインはクモの脳に作用して中枢神経を麻痺させ、酔っぱらった時と同じ状態になるようです。

そのため、クモがよく出る場所にコーヒー豆をまいておくとクモ予防になるといわれています。

クモ用スプレーを常備しておく

クモ対策用の殺虫剤は、ホームセンターはもちろんインターネットなどでも手軽に購入することができます。さまざまな用途のスプレーが登場しており、なかにはクモの卵にも効果があるものもあります。

使用目的に応じたスプレーを用意して、万が一のときに備えておくのがおすすめです。

業者に依頼する

どうしても自分で対処ができないときは、業者に依頼するというのも一つの手段です。一般的に家に出るクモは毒を持つものが少ないですが、昨今は輸入品が増えたことで外国産のクモが侵入してくることも多くなってきています。

毒をもつクモを自分で駆除するのは危険であるため、業者に確実に対処してもらうほうが良いでしょう。

まとめ

一人暮らしをする女性は、何かと虫🐛問題に悩まされがち。とくにクモは家に出やすく、対処法に困っている方も少なくないでしょう。

ぜひ今回ご紹介した方法を日々の生活に取り入れて、クモに悩まされることのない新生活を送りましょう。