アルコール消毒で手荒れする人続出？！～手荒れを改善する方法ご紹介します～

最近では、ウイルス対策で「アルコール消毒」を行う人が増えてきたのではないでしょうか？

会社・学校・スーパー・デパートなど、あらゆる場所でアルコール消毒を目にします。しかし、一方でアルコール消毒をすることによって「手が荒れてしまった」という人も…。実は、この「手荒れ」、放っておくと大変な事態になるかもしれません！
今回は、「アルコール消毒と手荒れの関係」また「手荒れを改善する方法」についてご紹介します。

今日から簡単にケアできる方法をご紹介するので、手荒れに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね！

Contents

アルコール消毒で「手荒れ」してしまう理由とは？
手荒れを改善する方法
おすすめのハンドクリーム4選
おわりに

アルコール消毒で「手荒れ」してしまう理由とは？

洗浄のやりすぎはかえって危険！

水洗いやアルコール消毒を繰り返していると…

① 皮脂が洗い流される。
※皮脂とは…皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質。肌や髪をうるおし、乾燥を防ぐ役割がある。

② 肌内部の水分や保湿成分も失われる。

③ 肌が乾燥すると「バリア機能」が低下する。
※バリア機能とは…肌の水分を保持し外部刺激による肌ダメージを防ぐ役割のこと。

【結果：肌の乾燥がさらに進み、細菌などによる炎症が起こりやすくなる。】

これを繰り返していくと、図のような負のスパイラルに陥ってしまいます。手洗いとアルコール消毒をたくさんしてしまったがゆえに、細菌を増殖させてしまう可能性があるのです。
「過ぎたるは及ばざるが如し」何においてもやりすぎは禁物ですね！

手荒れを改善する方法

負のスパイラルから脱出するために、私たちはどのような対策をすればよいのでしょうか？

ここで重要なのが、「アルコール消毒で乾燥してしまった手をいかに潤わせるか」ということです。それでは、手荒れを改善する方法をいくつか紹介していきましょう！

ハンドクリームを塗る

ハンドクリームには、皮脂成分を補い、手を保護する役割があります。やはり大切なのはこまめに塗って、手の潤いを保つこと！1～2時間に1回を目安にこまめに塗りましょう。

また、ハンドクリームには様々な種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

そんなときは、「成分」をチェックするのがポイント！下記に記載しているのは、ハンドクリームに含まれている主な成分です。成分とその効果を表で見ていきましょう。

ハンドクリームには様々な成分が含まれていることがわかります。肌の状態を見て、それぞれの成分含有量を比較しながらハンドクリームを選ぶとよいでしょう！

ホームケアをする

・ハンドパックをする。

→「ハンドパック」をご存じでしょうか？ハンドパックはおうちでできる簡単な手の保湿ケアで、市販のものもあれば、自分で作ることもできます。

手袋をつけたまま、作業ができるのでとてもおすすめですよ！

・ハンドマッサージをする。

→手が冷えてしまうと、血行不良でさらに乾燥が進んだり、ターンオーバーが乱れて肌の回復力が低下したりします。

お風呂上りなどの血行が良くなるタイミングで「ハンドマッサージ」をして代謝をあげ、手を美しく保ちましょう。

刺激を減らす

・手を優しく洗う。

→ゴシゴシ洗ってしまうと、手に刺激を与えてしまい手荒れの原因になります。優しく洗うように心がけましょう。

・熱いお湯を使わない。

→熱いお湯で洗ってしまうと手の油分がさらに多く失われるため、より乾燥が進行します。水やぬるま湯を使うとよいでしょう。

・手袋をする。

→外部の刺激から肌を守るためには「手袋」をつけるとよいでしょう。最近では、薄手の使い捨てゴム手袋やシルクの手袋など様々な種類のものが売られています。用途に合わせて手袋を使い分けましょう！
例）食器用洗剤は非常に洗浄力が強いため、直接触ってしまうと重度の手荒れの原因になってしまいます。手荒れが気になる方や洗剤が手にしみる方はぜひ手袋をつけてみてください。

・シャンプー・ボディソープは低刺激のものを使う。

→シャンプー・ボディソープも食器用洗剤と同様に洗浄力があります。食器用洗剤に比べてそれほど洗浄力は高くありませんが、なるべく低刺激のものを選ぶとよいかもしれません。