ぞっとする歌詞に注目!~おすすめメンヘラ曲第3選~

ぞっとする歌詞に注目!~おすすめメンヘラ曲第3選~

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ぞっとする歌詞に注目!~おすすめメンヘラ曲第3選~

みなさんは「メンヘラ」という言葉をご存じですか?

メンヘラとは、もともと「メンタルヘルス」という言葉からきており「病んでいる人」「心に何かしらの問題を抱えている人」という意味合いで用いられるインターネットスラングでした。

今では「愛が重い人」「かまってちゃん」などのようなニュアンスでよく使われています。

最近は、インターネット内だけでなく日常生活の中でも「メンヘラ」という言葉が使われるようになり、音楽世界の中でも「重い愛」をテーマにした曲が多く取り上げられるようになりました。

そこで今回は、おすすめのメンヘラ曲第3選をご紹介していきたいと思います!

1 あいみょん「貴方純愛解剖歌~死ね~」

「あいみょんといえばメンヘラ」というイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。

あいみょんの曲には「愛が重い」と感じる歌詞が多く見られます。それらの曲の中でも特におすすめしたいのがこの「貴方純愛解剖歌~死ね~」です。

どうですか?曲名から衝撃的ですよね。

なんとこの曲、あいみょんのデビュー作です。

曲中では「あなたの両腕を切り落として 私の腰に巻き付ければ あなたはもう二度と 他の女を抱けないわ」「あなたの心臓をえぐりとって 私のネックレスにしたなら 私が眠るその時まで あなたを感じられる」というように好きな人を解剖する表現がでてきたり、「死ね 私を好きじゃないのならば」というストレートな気持ちが歌われたりしています。

ちょっと過激だなぁと感じますが「歌詞が怖いけど、少し共感できてしまう…」という女性が続出しているようです。

また、歌詞に共感できなくても「アップテンポな曲調なので聴いていて楽しい!」「カラオケなどで歌うとストレス発散になる!」などの理由でとても人気ですよ。

PVでは女性がどんどん壊れていく様子が映し出されているので、そこも楽しめるポイントになっています。

最初は「怖い」と感じるかもしれませんが、だんだんあいみょんの不思議な世界観に引き込まれていくこと間違いなしです。ぜひ聴いてみてくださいね!

あいみょん「貴方純愛解剖歌」を視聴する

2 阿部真央「ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~」

阿部真央も「メンヘラといえばこの人!」というイメージがありますよね。

阿部真央は恋愛に関する歌を歌っていることが多く、ほとんどの曲を自分自身で作詞作曲しています。この「ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~」という曲も自身で作詞作曲したものです。

タイトルからメンヘラ感が伝わってきますよね。

この曲は、3丁目に住んでいる彼のことが好きすぎるあまりストーカーになってしまった女の子の様子が歌われています。

「職員室の連絡網 盗んで知った 番号にかけるのはこれで63回目」という歌詞から曲がスタートし、「公園を抜けた先 川を突き当たり 右折したところ3丁目」や「妹さん可愛いね もえちゃんていうのね 愛の張り込み場3丁目」などのように具体的すぎる表現が曲中に出てくるため、ぞっとする人も多いと思います。

しかし、歌詞に反してメロディはポップなので、とても楽しい気分になりますよ!

その他に注目してほしいのが歌い方です。

阿部真央は非常に歌唱力が高い歌手であり、曲によって雰囲気がガラリと変わります。

この「ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~」は、女の子らしいキュートな感じで歌われていますが、ふとした瞬間にぞっとするような怖さを感じます。

阿部真央「ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~」を視聴する

3 RADWIMPS「五月の蝿」

みなさん、RADWIMPSもメンヘラ曲を歌っていることご存知でしたか?

RADWIMPSが有名になったきっかけは「君の名は」という映画です。「前前前世」や「スパークル」「なんでもないや」などのヒット曲が生まれました。

映画に出てくる曲だけを聴くと、メンヘラさを感じることは全くありません。

むしろ彼らの音楽の素晴らしさに感動した人も多いのではないかと思います。

RADWIMPSの曲はボーカルの野田洋次郎が作詞作曲をしていますが、映画で使われていたような美しい音楽だけではなく、独特な世界観の曲も数多く作っています。

その独特な世界観の曲の一つが、今回ご紹介する「五月の蝿」です。

この曲は、「君」に向けての「僕」の歪んだ想いが描かれています。

「僕は君を許さないよ 何があっても許さないよ」「もうフォークを突きたてたいよ あぁ死体 死体になった君を見たい」というように「君」に対する憎しみがグロテスクに表現されている箇所が多々あります。(けっこう過激な表現があるので苦手な人は要注意です!)

しかし、そんな憎しみをもちながらも最後の部分で「激動の果てに やっと辿り着いた 僕にもできた絶対的な存在 こうやって人は生きてゆくんでしょう? 生まれて初めての宗教が君です」と「君」が「僕」の中で絶対的な存在であることを示しています。

最初は怖い曲だと感じましたが、最後まで聞くと「こんなに重い愛がつまった究極のラブソングを聴いたのは初めてだ…!」ととても感動しました。

歌詞がグロテスクでPVもちょっと怖いですが、歌詞の裏に隠された本当の意味を考えてみると面白いかもしれません。

RADWIMPS「五月の蝿」を視聴する

おわりに

みなさんいかがでしたか?

今回は、メンヘラ曲のなかでもぞっとするような曲をご紹介しました。

メンヘラは裏を返せば、一途に人を愛せるということです。ある意味「純愛」なのかもしれませんね。

音楽を聴くことで、いろんな恋愛の形を楽しんでみてください!