6月に結婚する花嫁は幸せになれるといわれている『ジューンブライド』。この時期に結婚式へ行く方は多いでしょう。結婚式に参加したことがあっても結婚式での礼儀をうっかり忘れてしまうこともあります。
事前にきちんとマナーを確認してから結婚式に参加するようにしましょう。
Contents
結婚式当日のマナー
新郎新婦にとって結婚式は一生に一度の大切な日。マナーを知らないと新郎新婦や周りの人に迷惑をかけてしまいます。基本的な礼儀を身に付け、お祝いの気持ちをしっかりと伝えましょう。
しっかり挨拶をしよう
当たり前かもしれませんが、挨拶はとても大切です。新郎新婦の親族は、ゲストの振る舞いを見ています。
新婦側の親族が友だちを通して新婦の人柄を推測することも珍しくありません。明るく挨拶をして、好印象を与えましょう。
時間に余裕をもって会場へ行こう
会場には20分~30分前には到着しておくようにしましょう。女性はメイクを直したり、大きい荷物を預けたりする必要があります。
ゲストで化粧ルームや受付が混みあうことも考えられるので、時間に余裕をもって行動しましょう。
食事のマナーに気をつけよう
結婚式の際に忘れてはいけないのが食事のマナーです。
最近はフレンチなどのコース料理が出ることが多いのでテーブルマナーをしっかり覚えておきましょう。
●基本のテーブルマナー●
★ナプキンは乾杯後に開く。
ナプキンを開く際はまず広げ、半分に折ります。折り目をお腹側にして膝の上にのせます。
※ナプキンは口や手を拭くためのものです。ハンカチなどで拭かないように注意してください。また、席を立つときは、椅子の背もたれにナプキンをかけて離席しましょう。
★ナイフとフォークは外側から
フランス料理などのコース料理はナイフとフォークがたくさん並んでいます。数が多く迷うかもしれませんが、基本的には外側から順番に使いましょう。
テーブルマナーを知らないと恥ずかしい思いをすることになるかもしれないので、気をつけましょう。
★落としたものは拾わない
ナイフやフォーク、ナプキンを床に落としてしまった際は、自分で拾ってはいけません。周りのスタッフの方に言うようにしてください。
★音を立てずにたべる
もちろんですが、音を立てて食べるのはマナー違反です。できるだけ音を立てずに、周りの人のスピードに合わせて食べるようにしましょう。
また、同じテーブルの人がスピーチや余興をする場合は、手を止めてきちんと聞くようにしましょう。
結婚式にNGな服装
結婚式には避けるべき服装があることはご存知でしょうか。知らないまま出席してしまうと恥ずかしい思いをしてしまうことも…結婚式で着用を避けたい服装をご紹介します。
白系のドレス
白系のドレスは新婦のウェディングドレスと被ってしまうので、控えるのが礼儀です。また、薄いベージュやシルバーなども白っぽく見えるため、避けておくのが無難でしょう。
真っ黒コーデ
黒いワンピースやドレスは着こなしやすく持っている方は多いでしょう。しかし、全身黒のコーディネートは「喪服」をイメージさせるので避けるべきです。
黒のドレスの着用がNGというわけではないですが、鞄や靴で色モノを混ぜて華やかにしましょう。
露出が多い服装
胸元が大きくあいたドレスや深いスリットの入ったドレス、短すぎるスカートは控えましょう。結婚式の主役は花嫁です。花嫁より目立ってはいけません。上品さを忘れないようにして下さい。
ブーツやミュールなどのカジュアルなシューズ
結婚式はヒールのあるパンプスが無難といえます。ブーツやミュールはカジュアルなので、結婚式には向いていません。最近はオシャレな形のブーツなどもありますが、マナーとして避けたほうがよいでしょう。
ご祝儀袋のマナー
結婚式に出席する際に欠かせないのがご祝儀です。初めて参加する方は金額や包み方がわからない方もいるでしょう。新郎新婦の失礼にあたらないように最低限のマナーは理解しておきましょう。
ご祝儀の相場
〇友人・会社の同僚・・・3万円
〇兄弟姉妹・・・5~10万円
〇親戚・親族・・・5~10万円
ご祝儀の金額は、一般的に奇数にするのがマナーです。ただし、偶数でも8や10は「末広がり」を意味するので良いとされています。4や9は「死」や「苦」を連想させるので避けるようにしましょう。
ご祝儀袋の色
ご祝儀袋の色は「白」が一般的です。最近は種類が多く、親しい友達であればカラフルなものを選ぶこともあります。ただし、上司や目上の方には「白」を選ぶようにしましょう。
また、気をつけなければならないのが水引です。結び方にもさまざまな意味があるので、「結び切り」もしくは「あわじ結び」にしましょう。
金額が5万円以上の場合は、金額に合わせ華やかなご祝儀袋でもOKです!金額とのバランスに合わせて選びましょう。
ご祝儀の包み方
ご祝儀袋はバッグやポケットにそのまま入れてはいけません。袱紗に包むのがマナーです。
受付では袱紗ごと取り出し、袱紗を開いて両手でご祝儀袋を差し出します。「本日はおめでとうございます」など一言添えてから渡すようにしましょう。
まとめ
6月といえば『ジューンブライド』。結婚式を挙げるカップルは多く、結婚式のゲストとしてお呼ばれする方も多いはずです。結婚は新郎新婦にとって人生の一大イベントです。
ゲストとしてのマナーをしっかりと理解して、素敵な1日にしましょう。