あなたも危険!?日本人の8割がスマホ首!

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あなたも危険!?日本人の8割がスマホ首!

 

そもそもストレートネック(スマホ首)とは?

 

ストレートネック(スマホ首)とは、本来であれば前方へほどよくカーブしているはずの

頸椎(首の骨)が真っ直ぐになり、首や肩に負担がかかっている状態のことです。

スマホやパソコンの普及が大きな原因といわれており、

現代人の約8割が発症していると話題になっています。

 

 

人の頭の重さは体重の約10%、つまり約5~10kgです。

その重い頭を首と背骨のS字カーブによって竹がしなるように重さを分散させ

バランスをとっているので、筋肉は必要最低限の力で頭を支えることができます。

 

ストレートネックになると、頭の位置が体よりも前方に移動することで

クッション機能が失われ、首の関節や頸椎に何十キロという負担がかかってしまうのです。

 

ストレートネックは肩こりや眼精疲労だけでなく

自律神経やエイジングに悪影響を及ぼすこともあります。

また、スマホの使用だけでなく、長時間のデスクワークが原因になることもあるため要注意です。

 

 

ストレートネックが引き起こす様々な症状

 

〇肩こり・首こり

〇頭痛・めまい・耳鳴り

〇手や腕のしびれ

〇吐き気・胸やけ

〇腰痛・ヘルニア

〇自律神経失調症や不眠症・うつ

 

自宅で簡単!ストレートネックのセルフチェック

 

あなたのストレートネックの重症度は?

自宅で簡単にチェックしてみましょう!

 

まず壁に背を向け、力を入れずに自然に立ちます。

かかと・お尻・肩甲骨・後頭部の4点が

何も意識せずに壁についている状態が正しい姿勢です。

ストレートネックの心配はないでしょう。

さらに、腰と壁の隙間に手のひらくらいの隙間があればとても綺麗な姿勢です。

この時、自然に後頭部がつかなかった場合は、ストレートネックの疑いがあります。

 

軽度のレベル:後頭部と壁の隙間があまりなく、少し意識をすれば壁につく

中度のレベル:強く意識すればなんとか後頭部を壁につけることができる

重度のレベル:どう頑張っても後頭部が壁につかない

 

頭の重みの負荷は、前に頭が2cm出ると2倍、4cm出ると5倍になるとされています。

つまり、首を前に出した前傾姿勢になればなるほど頸椎に大きな負荷がかかるということです。

 

 

ストレートネックになりやすい生活習慣チェック

下記の項目に1つでも当てはまる場合、ストレートネックになっている可能性があります!

 

☑スマホを1日6時間以上触る

☑首こりや肩こりを感じることが多い

☑猫背である

☑頭痛がひどい

☑デスクワークで長時間椅子に座っている

☑腰痛や生理痛に悩まされている

☑高さの高い枕を使っている

☑運動不足である

☑しっかり寝ても身体の疲れが取れない

 

ストレートネック解消法

 

あご押し体操

まず正しい姿勢をとり、頭を体より前に出します。

次にあごの先端に指を当てそのまま水平に後ろへ押してください。

頸椎がミシッと音がするくらい押すのがポイントです。

このストレッチをすることによって頸椎関節が緩んでいき、首にカーブが戻ってきます。

一日に何回やってもOKなので、日常の様々なシーンで繰り返し行うことが効果的です。

 

テニスボールで矯正

硬球テニスボールを2つ用意してください。

ガムテープでテニスボール2つを巻いてしっかり固定します。

このつなげたテニスボールを頭と首の境目の部分に当てて、そのまま床に仰向けで寝ましょう。

その際に布団やベッドの上で行なっても効果がありませんので、

固いフローリングや畳の上で行うよう注意してください。

このストレッチは1回1〜2分・1日3セットを目安に行いましょう!

 

ストレートネックを改善する日常動作

 

スマホを見るときに顔をあげる

スマホ画面をうつむいて見ることで、頭と首を前に突き出す姿勢になり、

ストレートネックを助長する一因となります。

スマホや携帯電話の本体を、顔の高さと同じくらいに上げれば

前傾姿勢にならず、ストレートネックを予防できます。

 

適切な枕を選ぶ

枕に頭を乗せた際に額とあごが同じ高さになることが理想です。

安定感があり、痛みや違和感を起こさない、体に合った枕を選ぶとよいでしょう。

 

湯船に浸かって首をあたためる

関節の動きをよくするには全身を常時温めることが大切。

夏場でもなるべくシャワーだけで済まさず毎日湯船につかりましょう。

首や肩を冷やす「半身浴」はNG

 

 

まとめ

 

パソコンやスマホは現代人にとって欠かせない便利なツールです。

しかし、パソコンやスマホを使う時間が長くなると

その分ストレートネックになるリスクも増え、

肉体的にも精神的にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 

今回紹介したストレッチや予防法は気軽に取り入れることができるため、

毎日こまめに行うことをお勧めします。

継続的に行うことでさらに効果が期待できますよ。

 

毎日の習慣としてストレッチを実践し、ストレートネックを改善して快適な生活を送りましょう!