もう悩まない!1歳児の子育てのポイント

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もう悩まない!1歳児の子育てのポイント

1歳児になると子どもは大人の言葉を理解したり歩けるようになったりと0歳の頃とは違う様子が見られるようになります。

子どもの成長の早さに感動する毎日。その反面、親として何をしてあげるべきなのか悩むことも多いと思います。今回は1歳児の子育てのポイントをご紹介します。

1歳児の特徴

1歳児は子育ての中で子どもが最も成長する時期といわれています。できなかったことができるようになる感動いっぱいの1年です。1歳の子どもにはどんな成長が見られるのでしょうか。

運動能力の発達

1歳になるとつかまり立ちつたい歩きなど、自立歩行ができるようになります。1歳半頃には歩けるようになる子どももでてきます。自分の意思や思考で動くようになり、行動範囲が一気に広がるのです。

言葉の発達

「ママ」や「パパ」などの単語から「わんわん いた」などの2語文が話せるようになります。

また、親の言っていることや話していることは、だいたい理解できるようになるといわれています。「嬉しい」や「こわい」などの言葉の区別がつくようになります。

感情の発達

脳の発達に伴い感情表現が豊かになります。まだ言葉では伝えられないので、態度や表情で喜怒哀楽を表現します。自分の思い通りにならないと、ぐずったりかんしゃくを起こすことも。

手先の発達

つかむ」「投げる」「つまむ」などの細かい動作ができるようになります。積み木をつかんだり、スプーンですくってご飯を食べたり、ボールを投げたりと手先を器用に使えます。

生活の発達

食事はミルクから離乳食に、そして完了食に変わります。

個人差はありますが、こぼしながらでも、子ども自身で食事することができるようになります。また、自己主張が強くなる時期でもあり、他人にモノを譲ったり、思いやることが難しく「イヤ」や「ダメ」などと主張するようになります。

1歳児の時に教えるべきこと

1歳児は大人の顔色をうかがいながら、「良い」「悪い」の判断を学んでいく重要な時期です。ついつい子どもを甘やかしてしまいがちですが、親としてきちんと教えられることは、教えるようにしましょう。

1歳の子どもに教えておきたい3つのポイントをご紹介します。

生活リズムを整える

1~2歳になると少しずつ生活習慣が身についてきます。この時期に生活習慣が乱れると、朝起きられなくなったり、夜全く寝てくれなかったりする原因となります。

子どもは身近な人のまねをして、生活習慣を身に付けていきます。ママパパがしっかりお手本となることが大切です。

生活リズムを整えるためには、昼間は日光を浴びて活発に過ごし、寝るときは暗くしてスッと眠られるように環境作りを心がけましょう。

片付けの習慣を身に付ける

生活する上での基礎を身に付けるこの時期にしっかりと片付けの仕方を教えてあげましょう。

1歳なのでまだわからないのではと思ってしまいがちですが、子どもは大人の行動を見ています。親が片付けをすることで、真似をして片付けをするようになります。

ママは少し大変ですが、根気強く教えることで次第にできるようになるので頑張りましょう。

「良いこと」「してはいけないこと」を教える

外の世界に興味をもち、様々なものに触れ、経験することが増える1歳の子ども。大人の顔色をうかがい、「良い」「悪い」を判断する様子も見られるようになります。なんでも興味津々な年ごろなので丁寧に教えていきましょう。

1歳児におすすめの遊び

1歳の子どもは、歩いたり掴んだりいろいろなことができるようになります。だからこそ年齢にあった質の良い遊びをさせたいと考えるママも多いはず。

今回は1歳児向けのおもちゃや遊びをご紹介します。

ボール遊び

ボール遊びは手先が器用になってくるこの時期に必要な遊びです。ママはボールを子どもに向かって転がしてあげて下さい。少しずつ捕まえたり、投げることができるようになります。

ボールは当たってもいたくない素材で、口に入らない大きさのものにしましょう。

外遊び

歩けるようになってきたら、公園へ遊びに行ってみましょう。公園なら広々とした場所で、おもいっきり走ることができます。また、いつもとは違う友だちの中で過ごしたり、砂に触れることも刺激になります。

積み木

積み木は手先を使い、脳を鍛えてくれる定番おもちゃ。器用につまんだり、積み重ねたり、いろいろな遊び方があります。積み木の色で色を覚えることもできます。

積み木は大きさや種類がたくさんあるので年齢にあったものを選ぶようにしましょう。

まとめ

1歳の子どもには大きな成長が感じられます。子どもの成長に嬉しさを感じることもあれば逆にさみしさを感じることもありますよね。

子育ては大変なことも多いですが、その分幸せを味わえるものです。じっくり子どもと向き合い親子で成長していきましょう。