え!?これが美肌に効果アリ?美容成分たっぷりの食材たち

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え!?これが美肌に効果アリ?美容成分たっぷりの食材たち

美肌になるため・維持するために、みなさんさまざまな努力をされているのではないでしょうか?美肌ケアには、紫外線予防や適度な運動、スキンケアなど多くの方法があります。

今回は、その中でも気軽に取り入れることのできる食材についてご紹介します。

 貧血に効くだけじゃない!レバーの美容パワー

「生理中はレバーを食べる」という方も多いですよね。貧血の原因となる血液のヘモグロビンを補給してくれます。
しかし、レバーが持つ力は貧血を助けるだけではありません。レバーの栄養成分は食材の中でも、とても優秀なんです!

ビタミンA

レバーは、他の食材に比べてビタミンAを豊富に含んでいます。ビタミンAには下記のような美肌効果が期待できます。

☑肌の免疫力の向上
ビタミンAが皮膚や粘膜の免疫力を上げ、強くしてくれる働きがあります。また、肌のターンオーバーを促進する作用もあるため、肌荒れを防ぐ効果が期待できるでしょう。

☑美肌効果
角質層内にヒアルロン酸を増やす作用があるため、美肌効果につながります。

☑抗酸化作用
肌老化の原因である酸化。ビタミンAは酸化の原因となる活性酸素を取り除き、活性酸素の働きを抑制してくれます。

ヘム鉄

貧血は「血液が不足している」と考えられがち。実際は「血液内の赤血球の減少・ヘモグロビンの数値の低下」が原因なんです。

赤血球が不足し、ヘモグロビンの量が減少すると、血液内の酸素がスムーズに運ばれません。
ヘモグロビンは、ヘム鉄とタンパク質で構成されています。このヘム鉄が身体中に酸素を運ぶ役割を担っています。

☑ストレスによる肌荒れ防止
上記で説明した”身体の酸素不足”により、精神状態に不快症状があらわれます。このようなストレスから、疲労や寝不足になり肌荒れの原因になってしまいます。
ヘム鉄は、血液の状態を健康に保ち、正常に身体中へ酸素を運んでくれるのです。

☑コラーゲンの生成
鉄分が不足していると、肌や爪、髪の毛に影響が出てしまいます。ヘム鉄が血液内の鉄分を正常に保つことで、肌荒れや髪の毛のパサつきを防ぐ効果が期待できます。

ビタミンB群

ビタミンB群は2つの成分からできていて、美容効果につながるビタミンB2と疲労回復に効果のあるビタミンB1に分けられます。

☑肌トラブル防止
体内のビタミンB2が十分にあることで、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をスムーズに行うことができます。
ターンオーバーが正常に行われれば、乾燥やニキビなどの肌トラブルを防止することができるのです。

☑肌のコンディションをサポート
ビタミンB2は、細胞の再生を助ける働きがあります。この働きが活性化されると、皮膚の粘膜を健康に保ち、肌のコンディションを維持することができます。

☑ダイエット効果
ビタミンB群は、食材から摂取した脂質・糖質・タンパク質をエネルギーに変える作用をサポートする働きがあります。
また、ビタミンB2は体内で脂肪を燃やすエネルギーに変化します。これらの働きにより新陳代謝が良くなり、運動などのダイエット効果がより実感しやすくなるでしょう。

食べ過ぎには注意して!

栄養たっぷりで美容にもメリットが多いレバーですが、注意すべき点もあります。

レバーは栄養価が高い反面、食べ過ぎると身体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。レバーの摂取には、耐容上限量が定められていて、1日の適正な摂取量は成人で2700μgといわれています。

妊娠中の方は、特に注意しましょう。レバーに含まれるビタミンAは、尿などと一緒に排出されにくくなっています。過剰に摂取すると余分なビタミンAが体内に蓄積し、おなかの中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるのです。

*妊娠中の方ー推奨摂取量*
・妊娠初期~中期 650~700μg
・妊娠後期 780μg
・授乳期間 1150μg

 

 

ダイエット+美肌に期待できる!トマトの驚くべき効能

近年美容効果が高いことで注目されはじめたトマト。美容に良いとは知っていても、詳しくは知らない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

リコピン

トマトに含まれるリコピンは、強力な抗酸化作用を持っています。

たとえば、抗酸化作用を持つ成分としてビタミンEが挙げられますが、リコピンはそのおよそ100倍。有名なβカロテンと比べても2倍も多く抗酸化作用を持っているんです。

☑ダイエット効果
リコピンには、肥満の原因となる脂肪細胞の働きを抑制する作用があります。また、血糖値を下げて代謝を上げる、動脈硬化を予防するなどの作用もあります。
さらに、トマトに含まれる「13-OXO-ODA」という脂肪酸が、脂肪の燃焼を促進させるため、ダイエット効果を大きく期待できるのです。

☑肌老化の予防
リコピンが持つ肌老化の原因である酸化を抑える抗酸化作用。紫外線によって発生するメラニンを除去し、シミやシワを予防してくれます。

☑美肌効果
リコピンは、肌老化を抑制するだけではなく、肌のハリやツヤの元となるコラーゲンの生成も行います。

リコピンを上手に摂取する方法

美肌効果の高いリコピンですが、体内では生成できない成分です。効率良く、食材からリコピンを摂取しましょう。

☑調理をしてから摂取する
通常であれば、野菜は加熱すると栄養価が下がる傾向にあります。一方リコピンは、熱に強く加熱すると2~3倍も吸収率が上がるという研究結果が発表されています。

煮物や炒めものなど、調理してから食べることをオススメします。

☑油といっしょに摂取すると吸収率がUP
リコピンは、油に溶けやすい性質があります。

サラダなど、生で食べる場合はオリーブオイルなどと和えて食べると良いでしょう。

 

ビタミンCの女王!いちごが持つ美容効果

甘くてカワイイいちごですが、美容に効果があるってご存知でしたか?いちごには、ビタミンCをはじめ、さまざまな美容成分が含まれているんです!

ビタミンC

ビタミンCと聞くと、レモンをイメージされる方が多いのではないでしょうか?

実は、いちごはレモン果汁よりもビタミンCが多く、「ビタミンCの女王」と呼ばれるほどなんです!

☑肌のハリやツヤ
肌のハリには、コラーゲンが深く関係しています。ビタミンCは、コラーゲンを生み出す細胞を増やす働きがあります。この細胞は保湿にも重要なヒアルロン酸を作る細胞でもあります。

肌のコラーゲン量が充実していれば、うるおいたっぷりの弾力肌を保つことができるんです。

☑肌トラブル防止
ビタミンCは抗酸化力も持ち合わせているため、ニキビ治療にも多く用られます。乾燥や肌荒れなど、さまざま肌トラブルを引き起こす酸化。ビタミンCは酸化を抑制して肌トラブルを軽減してくれます。

☑糖化を抑制
糖化とは、食事などで摂取した糖質が体内のタンパク質と結びつくことをいいます。

糖化により、タンパク質が硬くなったり茶色く変色したりすると、たるみやくすみの原因になります。ビタミンCはこの糖化を抑制し、肌老化を予防してくれるんです。

ポリフェノール

アントシアニンという成分が、いちごの赤色を作り出しています。このアントシアニンは、ポリフェノールの一種です。

☑アンチエイジング効果
ポリフェノールは、強い抗酸化力を持っていることが知られています。この抗酸化力には、肌のくすみやシミ、シワなどの肌老化を予防するアンチエイジング効果が期待できます。

☑デトックス効果
ポリフェノールには、体内の不純物を排出するデトックス効果があります。また、抗肥満機能もあるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。

葉酸

葉酸は、ビタミンB群の一種です。赤血球の生成をサポートしたり、身体の代謝にも大きく関係している成分です。

☑冷え性・生理痛にアプローチ
葉酸は、新しい血球をつくる造血作用をサポートする働きがあり、血行が良くなります。女性のお悩みに多い「冷え性」や「生理痛」を軽減してくれる効果が期待できます。

☑肌の新陳代謝UP
葉酸の作用で血行が良くなることによって、肌の代謝も促進されます。肌代謝が上がるとターンオーバーが活性化し、肌のバリア機能がUPします。

まとめ

今回ご紹介した以外にも、美容に関係する食材は数多くあります。スキンケアも大切な美肌ケアですが、外側のケアだけでは十分とはいえません…(;_;)(;_;)
まずは気軽に取り入れられる食事を見直して美肌ケアに挑戦してみてはいかがでしょうか?